雨樋の相方役が竪樋
屋根をつたい雨樋を流れてきた雨水を地面に落とす役割をするのが竪樋です。竪樋にも様々な種類や部材があり通常のパイプ形状や角形状のものから玄関先の飾として使用されているくさり樋、レインフローのように化粧的に雨水を落としていくような商品など一言で竪樋と言いますが種類も形も様々で住宅に合った竪樋を選択していただけると思います。それに雨水再利用の観点から貯水システムや貯水タンクなどに雨水を引き込むための部材など各メーカーが様々なエコ商品を販売しています。
進化している竪樋
竪樋の形は丸型や角型など建物のデザインに合うように色々販売されていましたが竪樋を通して雨水を排水するのが昔も今も一般的な方法でしたが現在、賛否両論はありますが「サイフォン現象」を利用した竪樋が販売されています。そこで「サイフォン現象」とは何か？と思うの方も多くいると思いますので簡単に説明をします。竪樋本体や部材で竪樋内部を水密構造にすることで竪樋内部が満水状態になり吸引作用を意図的に発生させる事により排水量を増やし軒樋に溜まった雨水を一気に排水する事ができるシステムです。どの商品でもサイフォン方式が使えるわけではないです。新しい技術の一つという事で書かせて頂きましたが短所も長所もあり実際に取り付ける際には仕事を依頼されている業者の方に相談される方がいいと思います。
