雨樋の役割
空から降ってきた雨水が屋根をつたい軒先に向かい流れてきます流れてきた雨を受けるのが軒樋です。雨樋がついていなければ流れてきた雨水が軒先の破風板や垂木破風板や垂木そして外壁や外壁内部を濡らし腐らせる原因になります。そして雨樋がなければ雨が降るたびに雨水が屋根から直接落ちて地面に溝を作ったり地面から跳ねた泥で基礎部分を汚したり傷めたりします。
雨樋の弱点
雨樋は雨水を受けやすくする為に作られた商品です雨水を受けやすいという事は雨水だけでなく落葉や砂ホコリなどが雨樋に入る事により雨水の流れをせき止めて雨樋から雨水を溢れたり雨樋や受金具の変形や割れの不具合の原因になります。雪の降る地域では雪の重みで耐えきれず軒樋や受金具を変形させたりする場合もあるので積雪が多い地域では雨樋を使っていない地域もあるそうです。雨樋は住宅の劣化を支える上であまり目立たない存在ですが、雨樋がなくては困る縁の下の力持ちだと思います。
